月寒神社でお参りさせて頂きました。御朱印には金色の三日月の印が押されていて、とってもステキです。

月寒神社、御朱印
小さいけど落ち着く神社でした。
月寒公園の端に位置する、緑の氣が豊かなお社
所在地
月寒神社は、大きな月寒公園の端に位置する、小さな神社です。最寄り駅は地下鉄東豊線月寒中央駅。徒歩10分程度です。
大きめの鳥居があります。
境内
鳥居から一歩、足を踏み入れると、御神域らしいシャキッとした氣に変るのを感じます。
元々、月寒公園の緑の氣がかなり深いんですが、そこに御神氣が交ざって、浄化される感じ。
狛犬は新しくて綺麗。鳥居前の「月寒神社」と掘られた石も新しかったので、朽ちてきたらちゃんと取り替えているんでしょう。
公園内を散策してみると、月寒って、札幌の中では早くに開拓は始まった場所なので、その開拓の歴史を感じさせるものがあります。
月寒神社は元々もうちょっと南の福住にあったのが、歴史の中で移転してきたんだそうですが、長い歴史の中でしっかり地域に根付いるのを感じました。
バックになっている公園の木々が美しくて、なかなかいい写真を撮らせて頂きました。
いつも神社でお参りさせて頂く時は、心の中でまず住所と名前を述べて、お参り出来たお礼と、写真を撮らせて頂きます・・・と一言、申し述べるんですが・・・
なぜかここ、月寒神社では、二度、拍手を打ったとたん、頭の中には大祓いの祝詞しか出てこない(ショートバージョンは、一応、暗記しています)。
「ええ?なぜ?」と思いつつ、ピッシッと祝詞を心の中で唱えあげたら、それで終わりました。
う~ん、どうして?一体、どなたが祭られているんだろう?もちろん興味を持って、帰ってきてから調べますと、元々は広島の厳島神社からの分霊なんですね。(そういえば、境内で御由緒書きを見かけなかったんですが、見落としたのかな~?)
御祭神
という事で、厳島からの分霊ということで、またもや市杵島姫様。う~ん、京都の嵐山の櫟谷宗像神社以来、最近、ご縁がありますね~。
それから白石神社の稲荷社と同様、ここも伏見稲荷が主祭神とする倉稲魂命で、伏見稲荷系。そういえば苫小牧の樽前山神社にあった境内社の稲荷も、そうでした。開拓時代の北海道では、五穀豊穣を願って倉稲魂命を祭ったのでしょうね。
倉稲魂命が「稲荷」とされるのは中世以降で、もっと古代には伊勢神宮で御倉神(みくらのかみ)として祭られてます。

ああ、あの御稲御倉が~・・・
月寒公園
お参りを済ませて境内を出たら、神社のすぐ脇には小さな土俵もありました。こんなところにも、五穀豊穣の願いを何となく感じます。秋祭りとかで使われるんでしょうね。
土地に段差があって、下には大きな池がありました。ボートに乗れます。他にも遊具があって、休日はお子さん連れにはよさそうな公園です。
では、今日もお読み頂いて、ありがとうございました。