北海道以外

世界遺産の温泉、つぼ湯・熊野旅で一番、感動した「湯の峰温泉」

熊野へ旅行へ行っていました(^▽^

神社巡りもモチロンしましたが、私が今回、一番、感動したのは、地味に温泉。

温泉と言っても、タダの温泉じゃ~ありません。熊野古道にあるため、世界で唯一、実際に入れる”世界遺産の温泉”でございます!

このお湯がもう、とろけるような滑らかさ!そのお湯力に、じわじわと感動したのでした。

 

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つぼ湯って、どんな所?まずはご覧下さい

つぼ湯は、熊野のド真ん中、熊野本宮大社エリアにあります。実際に大社からはくねくね道を車で15分程度。

 

駐車場と利用料金等

ちゃんと大きな無料駐車場がありますので、日帰り客もOK。

 

駐車場にはトイレもありました。

※レンタカーで移動するなら・・・


こちらは夕刻にもう一度、訪れた際の写真ですが、駐車場からつぼ湯へ歩いていく際のロケーション。

つぼ湯はこの「湯の峰温泉」の川原にあります。

 

中心部にある東光寺というお寺。御朱印が頂けるようですが、私は神社の御朱印しか集めてないので、パス。

このお寺の斜め向かいの自販機で、つぼ湯に入るチケットが購入できます。

 

つぼ湯、利用料金

大人780円、子供470円/30分交代制

営業時間/6:00~21:30

※つぼ湯利用者は、東光寺の隣にある公衆浴場の一般湯かくすり湯も利用することが出来ます。

自販でチケットを買ったら、隣の受付で渡して、番号札を頂きます。

つぼ湯は人気なので、2~3時間待ちになることもあるそうなんですが、私は運よく、45分待ちでした。

 

順番待ちは、ゆで卵でも食してのんびりと。

ということで、しばし待つので、川原に降りてみる。

すると、ここで卵を湯がこうと集まる観光客の皆さんが、多数。

 

10分ほど漬けるとゆで卵が出来上がる高温泉。生卵は近所の売店で3コセットから売っています。

私は1コしか食べられないので、元々、湯がいてある1コ売りのを買って、小腹を満たしながらつぼ湯の順番待ち。

 

こちらがつぼ湯。

 

赤印のところに、受付で渡される番号札を掛けて利用します。私は11番だったので、前の10番の方が入っている間、待っていました。自分の順番が来た時に、近くにいないと飛ばされてしまうので、そこは注意です。

 

小屋の上にも待合所があります。

 

その脇には、本物の熊野古道が!

そうなんです、ホントーに熊野古道の街道沿いにあるので、古道と一緒に世界遺産に登録されたのが、つぼ湯なんです。

 

いよいよ、小屋の中へ

前の方が上がってこられたので、いよいよ、小屋の中へ入ります~(^▽^

 

まずは入口の鍵をかけて・・・女性一人旅でも安心ですヨ。中にちゃんと脱衣カゴもありますから、脱ぎ着も全部、小屋の中で出来ます。

 

つぼ湯

じゃ~ん!こちらがつぼ湯。

見て分かる通り、1~2名サイズなので、1組30分交代で順番待ちとなってしまうんです。

 

私は半分、撮影目的だったので、ミニタオルしか持ってなかったため足湯にしましたが、驚きの泉質でした!

ホントーになめらかでトロトロ!!

 

つぼ湯のお湯は、卵をゆがくのと同じ源泉を掛け流していて92℃の高温泉なので、水で調整しないと入れないです。だから水で薄まっているんだけど、そんな事はまったく問題にならないトロトロさに驚き!

 

この泉質にじわじわ感動!ぜひ皆様、バスタオルご持参で、全身浴でお楽しみ下さい!

つぼ湯では、石鹸やシャンプーの使用は禁止なので、着替えて入るだけですから、30分あれば充分、楽しめますよ。

 

こちらは夕刻に再訪した際に撮ったもの。灯りが入った感じもまた、風情があります。

 

 

火山も断層もない熊野に、なぜ温泉が湧くのか?

さて、ここからはブラタモリ的な地質的なことにも興味がある、私の個人的シュミの話。

 

熊野はどうして山岳地帯になったのか

大体のところ、温泉と聞くと「近くにどんな火山が?はたまた断層が?」と、考えちゃうんですよ。もちろん、熊野に温泉が湧くと聞いた際にも、それを考えました。

ところが、熊野にはそれらしきものがないんです。

 

え?じゃぁどうして温泉が?というナゾを解いてくれたのが、2017年にNHKで放送された「ジオ・ジャパン」。

それによると、熊野は1500万年前という大昔、今のような山岳地帯ではなくて、だたっ広い平野でした。それが突然、そこココで噴火し始め、現在の紀州半島の1/4もあろうかという広大な土地ごとマグマたまりに陥没して、大噴火の末、大カルデラが形成されました。

これが「熊野カルデラ」ですが、現在は風化で原型をとどめていないので、通常、日本のカルデラを数える際には、熊野カルデラは入っていません。

 

さて、熊野はこの大カルデラ噴火が直接のきっかけで山岳地帯になった訳ではなく、

この時の噴火で熊野の地下で溶岩が固まり、神奈川県ほどの大きさのある巨大な岩が出来ました。

この岩が周囲の岩より軽いため、その浮力で1000万年という時間をかけて土地が隆起し、現在の熊野の山々が作られたんだそうです。

実際に現地で熊野の山々を目にしてそれを思うと、地球、すごい!!としか言いようがないです。

 

 

とてつもないかつての熱の、ほんのわずかな名残

しかし熊野は10万年前程度の北海道の噴火活動とは違い、もう鎮まりすぎていて、かつて地球史上でも最大級の大噴火があった事を現地で感じることは出来ませんでした。

とても穏やかで、その穏やかさもすごく良かったです。

 

ですが、つぼ湯の湯の峰温泉には、その穏やかさの中にも、ほんのわずかにかつての名残を感じさせてくれるような地熱がありました。

湯の峰温泉や、宿があったすぐ側の川湯温泉などで温泉が湧く理由は、熊野の大地を押し上げた地下の巨大な岩の塊がまだ冷え切っておらず、その熱によるもの・・・という説もあるそうです。

 

 

・・・という事で、神秘のトロトロ泉質と、熊野の大地の成り立ちで、感動してしまったのがつぼ湯だったのでした。

 

 

熊野本宮大社側に泊まるなら、湯の峰温泉がオススメ!

私が泊まった川湯温泉も、冬は川原に巨大露天風呂が作られますし、何よりお宿のスタッフがとても親切だったのでオススメなんですが、温泉の泉質だけを考えるなら、この湯の峰温泉が、周辺ではNo.1だと思います。(※湯の峰温泉の無料駐車場に停まっていた、キャンピングカーのおじさん達からの情報)

 

「日本秘湯を守る会」の提灯がぶら下がっていた、あづまやさん。素敵な佇まいでした。

 

リーズナブルでキレイな「伊せや」さんもオススメ。

 

では、今日も長らくお読み下さってありがとうございました!

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