伊勢神宮で御朱印が頂ける7つのお宮のうち、2つは伊勢市外にあり、遙宮(とおのみや)と呼ばれています。
そのひとつ瀧原宮は、内宮からは高速道路を使っても40分かかる山間にあり、すばらしいご神氣が保たれています。
遠いけど、日本の宝のような神社でした。足を運ぶ事ができて、感謝です。
瀧原宮、基礎知識
ご祭神は、天照大御神さま
瀧原宮は、天照大御神のご神体、八咫鏡が、今の内宮の地に鎮まる直前に安置されていた、元伊勢のひとつ。(そういうお宮を元伊勢といい、いくつかあります)
内宮の別宮になります。

御由緒
ゼロ磁場なの?
中央構造線の真上に位置する瀧原宮は、ゼロ磁場というウワサもあり、スピリチュアル好きの間では人気のお宮。
ゼロ磁場って・・・簡単に言えば、次元の壁を越えられる場所という感じでしょうかね?
で、瀧原宮については、磁場が特別って感じは、私はしなかったんですよね~。う~ん、これ、どうなんだろう?
間違いなく、清々しさは別宮、No.1!
ゼロ磁場かどうかは置いておいて、伊勢市から40kmほど離れている瀧原宮は、静かな山間の中にあります。
周囲の民家もまばらなくらいの場所。
行くのは大変なんですが、辿り着きさえすれば、どなたでも感じることが出来るだろう、清々しい空気に満ちています!
奇跡の晴れ間に訪問!
まさにご神域
私が伊勢をおとずれた9月末は、三重県は秋雨前線の真下。なかなかスッキリ晴れなかったんですが、瀧原宮には、その奇跡の晴れ間の朝、という、絶好のコンディションに訪れることが出来ました。これも太陽の女神、天照さまの思し召し♪かも?(*^▽^*)
入り口の鳥居。札幌を出る時は、遠い瀧原宮まで来られるかどうか不安だったので、ここに立った時は、感動しました。
参道でふいに撮られたので、ぽや~んとした顔をしていますが、この光の降り注ぎ方をご覧下さい!まさにご神域フツーに撮っただけだったんですが。
参道の杉
内宮の五十鈴川のように、ここでは頓登川(とんどがわ)の御手洗場で、手を清めることが出来ます。
これも山間ゆえ、五十鈴川以上の清らかさです。
場が清らかだと自然に笑う、分かりやすい私(笑)
ここで出会った、関東から一人でやって来たという、いいカメラをお持ちだった若者に撮って頂きました。
ありがとうございます☆
しばらく歩いていくと、お宮が見えてきます。
手前が、瀧原並宮。こちらが荒御魂と言われています。
瀧原宮
瀧原宮と瀧原並宮は、どちらとも同じ感じで、どちらとも清々しいです。
私が行った時は、前年に遷宮を終えたばかりで(別宮は、内宮、外宮の遷宮の翌年以降、順次、遷宮が行われます)境内の他の神社も、とってもきれいでした。
明るく静かで清らか!理想的なお宮
瀧原宮は山間にあるんですけど、決してうっそうとしている事はなく、キチンと手入れされていて、明るく静かで清らか・・・という、この上ない理想的なお宮でした。
こういう神社は日本の宝です。
管理して下さっている神職さん達に感謝です
静けさを求めてやって来る、参拝者
伊勢市の喧騒を離れて
私が訪れた際には観光バスも来ておらず、境内を散策しているのは5名程度しかいない、という時間帯でした。
伊勢市の喧騒を離れ、わざわざ瀧原宮まで来ている参拝者さんは、どなたも「静けさを求めて、やって来たんだろうな~」という、落ち着いた感じの方ばかりだったのも、また、とってもよかったのでした。
騒いでるような方は誰もいなくて、みんな、境内の静けさと美しさに溶け込んでいました。
秋祭りの時期には、気をつけて
毎年、10月中旬に秋季大祭が開催されています。この時ばかりは地元の方で込み合うと思いますので、10月は日程にお気をつけ下さい。
※参拝時間などは「伊勢神宮、基礎知識」の記事をご覧下さい。 伊勢神宮はひとつのお宮の事ではないって、ご存知でしたか? 別宮って、何でしょう? あるいは、参拝時間や、参拝順序は? このブログでは、初 ...
伊勢神宮、基礎知識。正宮別宮って?参拝時間は?
場所、アクセス
所在地: 〒519-2703 三重県度会郡大紀町滝原872
瀧原宮は、ややペーパードライバーに近い私には、公共の交通機関で行くのが相当に困難なのが難点。
周囲に適当な宿泊施設も見当たらないので、実質、「高速道路を使って車で行く」しかありません。(丸1日、潰す覚悟なら、電車とかでも行けます)
伊勢市からのアクセス
伊勢自動車道と紀勢自動車道経由で、伊勢市内から40分程度。
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駐車場
お宮の前に数台分ありますが、満車の場合は、すぐ側の道の駅「奥伊勢木つつ木館」の駐車場が広いです。
では、今日も読んで頂いて、ありがとうございました。