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SIGMA30mm F1.4 DC DN レビュー・1年使っての、使い勝手

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私が最初に持ったレンズであり、大好きなSIGMA30mmF1.4DCDNコンテンポラリー。使い出してからもう1年以上経ちますので、改めてこのレンズのレビューを書いてみようと思います。

 

このレンズを含めたSIGMAのコンテンポラリー3兄弟の事については、別の記事にも書いていますが・・・

SIGMA 単焦点コンテンポラリー三兄弟はとても美しく撮れるシンデレラレンズ

シンデレラレンズって、聞いた事ありますか? 一般的には「明るい単焦点レンズ」のことを指し、ボケがきれいに出ることから「初心者でも写真が上手くなった気持 ...

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↑こちらの記事は画角の差など、基本的な事を載せていますので、ここではもっと詳細な使い勝手を紹介しようと思います。記事内で使っている写真は、全てSIGMA30mm F1.4 DC DNでのものです。

 

基本スペック

画角 30mm(35mm換算で45mm)
最大絞り F1.4
最小絞り F16
最短撮影距離 30cm
フィルターサイズ φ52㎜
質量 265g
手ぶれ補正 なし

※フード付き

 

ということで、35mm換算で45mmになる、とても使いやすい標準域単焦点レンズです。重量も軽くて、APS-C機で使用するにはピッタリ。

 

手振れ補正は付いていないんですが、ハンドストラップを使うと、かなり軽減できますよ。

 

実際、下記をご覧頂ければ分りますが、1/13秒という、手持ちとしてはかなりのスローシャッターでもハンドストラップのお陰で、撮影できています。

 

 

1年、使っての使用感

ボケ感はとてもきれい

絞り値はF1.4からでとても明るいレンズなんですが、実際のところ、星景でもなければF1.4を使うことって、ないです。(それやると、フツーにボケボケすぎます)

F2.0 SS1/40 ISO100

なので大体、F2.0以上で撮っていますが、それでもこのレンズはボケがきれい。

 

F2.0 SS1/60 ISO800

人物スナップに使っても、背景はとてもきれいにボケてくれます。

 

同じシリーズの56mmレンズの方を使うともっと華やかに背景がボケますが、「場所が分る程度にボカしたい」っていう時は、この30mmの方がジャスト。ピントも56mmレンズより合わせやすいので、スナップ撮りに便利です。

 

シャープさ(解像度)最高!

解像度のよさは、SIGMAのレンズの一番の魅力かも。

他にSONYのGマスター、タムロンのズームレンズも使っていますが、それらはもっとふんわりしていて・・・SIGMAが一番、ピントが合った時の解像度はシャープだと思います。

F2.5 SS1/500 ISO6400

かなりボカしめで撮っても、合っているところはピシッ!と合う。

 

この「動物のヒゲの1本、人間ならマツゲの1本まで、ピシッと合う」のがSIGMAのレンズの魅力。美しくボゲていても締まるところは締まった、メリハリのある写真が撮れます。

この解像度が、お高いArtシリーズだけでなく、リーズナブルなコンテンポラリーシリーズでも保たれているのが、素晴らしいです。

 

SIGMAのレンズはピクセル等倍すると、合ってない場合は残酷に分ります。それだけ描写はシャープでごまかしがない。

だからこそ、合った時の「よっしゃっ!!」感はすごいです(笑)

・・・多少の自己満足ですが、クセになる(笑)

 

夜景、夕景

F4.0 SS1/60 ISO3200

手持ちでもこれだけキレイに夜景が撮れます。

 

F9.0 SS1/13 ISO800

こちらも三脚禁止の場所で撮ったので手持ちなんですが、全体にボカしたくはなかったので、絞りとシャッタースピードとISOでせめぎあい・・・(笑)

 

コンテンポラリーシリーズのちょっとした欠点なんですが、風景を撮った場合、この30mmと、特に56mmレンズは、最小絞り値F16にしても「パンフォーカスになりきらない」部分はあります。広角の16mmレンズだとほぼ大丈夫なんですけどね~。

 

この時はF16まで絞ると暗くなりすぎるので、F9.0でガマン。

結果、ただでさえパンフォーカスになりきらないレンズなので、解像度はちょっと甘めに。

 

F11 SS1/60 ISO800

こちらは夕景。微妙な光加減の時間帯も、きれいに撮れます。

 

小物は寄り切れない・・・最短撮影距離は30cm

SIGMA30mmF1.4DCDNは、最短撮影距離30cmです。56mmレンズの50cmに比べればマシだし、30cmは、他のレンズと比べてもまぁまぁ、寄れる方の単焦点だとは思うんですが、それでも小物を撮影するには寄りきれない感があります。

 

なので、私は小物撮影の場合は、大抵、マクロフィルターを付けています。

 

で、実際、撮ったのがこちら

F7.1 SS1/125 ISO3200

これはもう、指先に乗るくらいのプチ・ペンダントヘッド。マクロフィルターを使わずには撮れません。

 

F1.4 SS1/640 ISO100

こちらは「マクロ感」を出すべく、絞りを開放しきっての撮影。マクロフィルターを使うとピント合わせが難しくはなりますが、合えばさすがのSIGMAです。

 

樽型収差はモンダイあり

このコンテンポラリー三兄弟、お世辞にも樽型収差は問題ないとは言えません・・・

 

F3.5 SS1/60 ISO3200

こちらは撮って出しで。水平も合っていませんが、見事な樽型歪みですね(笑)

 

修正後。

PCのスペックの関係でLightroomのバージョンをアップ出来ないのもあるんですが、この樽型歪みの修正は、いつもちょっと手間が掛かります。

構造物を撮るのが専門の方には、おすすめしづらいレンズかも・・・

 

それでも、これからもきっと使い続けるレンズ

そんな訳で、何も分かっていなかった最初は「わ~、ボケきれい!明るい、クッキリ」と楽しく撮っていたSIGMA30mmF1.4 DC DN。

訳が分かってくると、絞ってもパンフォーカスになりきらないとか、樽型歪みひどいとか、描写がシャープなのは好きだけど合わない場合が残酷すぎるとか(笑)、色々、あるんですが・・・

 

それでも最初がこのレンズでなかったら、私は写真を撮る事を趣味にしなかったと思うし、街撮りスナップには重量も画角ももってこいなので、これからもきっと使い続けるんじゃないかと思います。

・・・カメラ本体をフルサイズに買い換える、とかさえ、しなければ。

 

 

近々、Canon用が出るとのことで、Canonユーザーの方にもオススメ出来るのが、単純に楽しみです♪

コスパはすごーーーーい、良いレンズですよ!

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