街中に8つもの温泉が点在する、温泉天国・別府市。
当然、温泉宿も多く、どこに泊るか、迷っちゃいますよね。
私のオススメはこちら!
あの「シンフロ」CM↓にも登場していた、明礬温泉の老舗宿、岡本屋旅館です。
この開始47秒からの、見事な白濁の露天風呂が、岡本屋旅館さん。
お食事も抜群に美味しく、老舗宿らしい「出しゃばらず、行き届いた」おもてなしは、至福。
私が実際に泊った中で「リピートしたい!」と思っている、たった2つのお宿のうちの、ひとつです。
(※ちなみにもう一つは、由布院の「お宿ほたる」)
まずは明礬温泉を散策
岡本屋旅館のある明礬温泉は、別府市の一番、山際にあります。
前回の記事の塚原温泉から別府に入ると、まずアクセスするのが明礬温泉なので、ちょうどよかったんですが、チェックインの15:00の少し前に着いてしまいました。
それでも親切に駐車場には車を停めさせて頂けて、荷物も預かってくれました。
そこいらへん中、岡本屋さんの施設だった!
そこでまずは明礬温泉を散策したんですが・・・そんなに広いエリアではないものの、何と!そこいら中、岡本屋旅館さんの施設だらけ!
いくつもあるこの湯の花小屋も岡本屋さんのもの。
現役小屋は危険なので、入れません。ここで取れた湯の花は、旅館内と「売店」で売っています。
こちらは見学用の退役湯の花小屋の中。
「売店」と称するのは、このセイロのある駐車場に建っている、文字通り「売店」&軽食所。
温泉の蒸気を使った「蒸しプリン」が有名なここも、もちろん岡本屋さんの施設。
とにかく、そこいら中からモクモクと蒸気があがる、テンション上がる光景
この上の方には、日帰り入浴も可の貸切風呂もあり、そこも岡本屋さんの系列。
ああ、力ある老舗旅館だったんだ!
岡本屋旅館の施設でない物も、中には・・・
こちらは岡本屋さんには関係ない、地元の方、愛用のお風呂。こういうのは、風情ありますね。
岡本屋旅館の中に潜入!
温泉ファン垂涎の、青磁色の露天風呂!
さて、チェックインして、お風呂へ。
本館のお風呂は、立ち寄り湯不可なので、宿泊者のみの贅沢。
内湯は洗い場も含め、ちょっと手狭。でも外来、来ないので、問題ないです。
何と言っても、素晴らしいのはこの青磁色に例えられる露天風呂!こちらは男湯。
シンフロCMの撮影場所です。
女湯露天風呂も、かわいい。
館内で案内を読んだら、この青磁色のお湯は、お湯が冷めないように天然の噴気をくぐらせて、硫黄濃度を上げているそうです。
なので、それをやっていない内湯は透明。
もし、濃度を揚げる為に温泉の元を入れていたら、今時、大問題になるところでしょうが、天然の噴気をくぐらせるっていうのは、箱根の大涌谷でも大規模な設備を作って、やっているんですよね。
もちろん、入った感覚も、めったにない青磁色のお湯は、ウットリ・・・でした。
お食事、素晴らしすぎる!
お食事は館内のお食事所で。
こんな窓際の席を用意して頂きました!
ジャズも流れていて、オシャレな雰囲気で・・・高千穂、長湯と、山魚が続いていたので、別府の海のお魚が美味しい!
写真は美味しそうに見えないんですが、このお頭の地獄蒸しが、本当にとんでもなく美味しかった!!です!
運んで下さった従業員さんに「美味しいですね!」と言ったら、「温泉の蒸気で蒸しただけ」って、言ってましたが、温泉、すごい!
こちらは初めて食べた、別府冷麺。盛岡冷麺と違って、ごま風味の和風味。これもすごく美味しかった!空港で売っていたので、買ってくればよかった・・・
デザートは、もちろん名物、蒸しプリン。
朝食も幸せに美味しかったで~す

実際のところ、胃弱な私にここまで満足させるお食事のお宿は、めったにない!
大概、量が食べきれないのでお肉系のメインディッシュは残すのに、それも完食!
板さんの腕、素晴らしいです!!
客室も落ち着きました
客室は普通の和室です。老舗だけあって、年季は入っていますが、こういうお宿は、ヘンに照明が暗くないのが好き
私が泊った日は、他のお客さんもご年配の夫婦が多く、隣がうるさいとかもなくて、落ち着きました。
客室の窓からは、アーチ橋と月、そして対岸の明かりは大分市。
こちらは昼間に撮ったもの。小さな鳥居が見えました。モクモクしているのは、露天風呂のお湯を噴気にくぐらせているのかな?
館内。
まとめ・別府の中でも明礬温泉はお勧め!その中でもお勧めのお宿です
明礬温泉は別府の山際にあり、湯の花小屋があったりと、別府の街中とは違う旅情のある所。その上、お湯が抜群にいいです!
その中でも岡本屋旅館さんは、お湯よし、食事よし、設備もたくさんあって、面白い、そして従業員の皆さんの、差し出がましくもなく行き届いたおもてなしは、さすが老舗!
とっても幸せな気持ちになれた、お勧めのお宿です。
ご予約はこちらから
では、今日も読んで頂いて、ありがとうございました。