櫟谷宗像神社の記事に続きまして、嵐山撮影スポット巡りです。
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嵐山の小さな宗像神社と、朝の渡月橋
この度、撮影目的で京都、嵐山へプチ旅行してきました。 もちろんついでにパワスポも巡ろうと思っていたんですが、あいにくの体調不良で、撮影以外に巡れたのは ...
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嵐山で撮影するなら、朝か、夕方から夜
写真を紹介していく前に、ポイントをひとつ。嵐山で撮影するなら、朝か、夕方から夜が断然、お勧めです。
昼間はとにかく人出がものすごいです!清水寺付近を散策した時もすごいと思ったんですが、嵐山も負けていません。人気の竹林も、日中はものすごい人です。
京都らしい風情のある写真を撮りたかったら、人混みを避けて早朝か、夕方~夜の時間帯がお勧め。9:00~19:00の時間帯は外した方がいいです。
さて、まずは朝の竹林から。
人気の竹林の小径
朝8:30でも観光客が絶えない
私は朝6:00から出動しましたが、それでも「渡月橋近辺」と「竹林」のどちらかしか本当の朝イチは選べないので、渡月橋を選びました。(桜の季節だったので)
結果、人気の竹林の小径には朝8:30に辿り着いたんですが・・・
案の定、もうパラパラと人が。
密度は薄いですが、ひっきりなしに人が通るので、8:30にして「人がいない構図」で撮るのは難しかったです。人を上手く絡めて撮る方法もあると思うんですが、竹林は人がいない方がステキですね。

sonyα6000 SIGMA16mmF1.4(APS-C用) F9.0 SS1/80 ISO640
こちらはかなり粘って人がいなくなった一瞬を撮った、今回の竹林でのベストショット。
こんな感じに「地面を写さない」なら、人がいてもジャマにならずには撮れます。
このポイントからの眺めも、ものすごくいいと思うんですが、もう人がいなくなるのは望めませんでした。

sonyα6000 SIGMA30mmF1.4(APS-C用) F9.0 SS1/80 ISO160
こちらは竹林を抜けて行き着いた先にある、トロッコ駅からの眺め。
札幌では撮れそうで絶対に撮れないだろう、風情ある景色に大満足。
朝はパワスポでもある
竹林の小径は世界遺産でもある天龍寺のすぐ脇を通っていきます。私が通った時間には、ちょうど朝の読経が聞こえて、とっても癒される感じでした。
竹林からその天龍寺方向を振り返って。陽の光がきれいです。
京都の寺院は観光資源というだけじゃなく、ちゃんと神仏にお仕えする生きた宗教施設なんですね。
縁結びのパワースポット・野宮神社
そして竹林の小径の入口には、この野宮神社が。
何でも縁結びのご利益で人気との事なんですが、私は立ち寄らせて頂いて、そうは感じなかったです。個人的感想ですが、下鴨神社とか上賀茂神社の片岡社のような、柔らか~い感じとはちょっと違って・・・シンプルに「竹林」ってエネルギーでした。
ご祭神はこの通り。野宮大神は天照さまとのことです。
・・・でも「学問の神」になっていますね(笑)。そう言われれば納得な、縁結びっていうよりは、学問の神様の天満宮に近いようなエネルギーのお社でした。
今回も時間が早すぎて御朱印は頂けず。境内はこじんまりしていますので、きっと御朱印を頂ける日中の時間帯はコミコミでしょうね~。
天龍寺へ立ち寄る
さて、私は竹林の小径を引き返してきまして、嵐山公園を見学する手もあったんですが、チラッと見たところ望遠レンズを持っていない私の手には負えそうじゃなかったので、天龍寺のお庭を見てみようと北門から入りました。
天龍寺の庭園も、見事な花盛り。
桜、つつじ、木瓜、椿・・・まさしく百花繚乱という具合でしたが、私の所有しているレンズでは、やっぱりちょっと合わない。ちょうどいい望遠レンズをお持ちの方は、ぜひこの時期の天龍寺のお庭を楽しまれて下さいませ。
一応、天龍寺で有名な借景のお庭もパチリ。ここは広角レンズが必要でしたが、ミラーレスのレンズを標準レンズに換えてしまっていたので、横着してスマホで撮影。(スマホも広角ですからね)

体力さえあれば本堂も上がって見たかったですが、どのみちこの日は土日じゃなかったので、有名な本堂の「雲龍図」は拝見出来ないので・・・朝早く動いた分、疲れたので、これで一旦、宿に戻りました。
嵐山の夜景
夜の渡月橋界隈
昼は宿で寝て過し、早朝と夕方から動くという、正しい撮影旅(笑)
朝は左側の歩道から撮った、夜の渡月橋。
嵐山のお土産店は19:00には閉まってしまうので、それ以降はピタッと人出がなくなります。この時も19:00をちょっと過ぎただけ。
渡月橋の上からのこの景色は、私は朝の方が気に入っています。

sonyα6000 SIGMA56mmF1.4(APS-C用) F5.6 SS30 ISO100
こちらも朝、撮影したのとほぼ同じ場所からですが、ここは夜の方が断然、きれいでした!

sonyα6000 SIGMA56mmF1.4(APS-C用) F1.7 SS30 ISO100
ほぼ同じ地点から山側を。
まったく人がいなかったらちょっと怖かったと思うんですが、適度に人出はあって、安心して撮れました。ご覧頂けば分ります通り、夜は三脚使用で長秒にしています。一人旅で初めて「三脚まで持参した旅」でもありました。
嵐電・嵐山駅「キモノフォレスト」

sonyα6000 SIGMA56mmF1.4(APS-C用) F7.1 SS1.3 ISO100
京福線こと、通称「嵐電」の嵐山駅では、京友禅をアクリルで包んだポールが600本、設置されていて、夜はライトアップされます。
このポールを「京友禅の林」に見立て、「キモノフォレスト」と命名されているそうです。
こんな感じの所。私は先に渡月橋で撮影してから引き返してきたのでとっぷり日が暮れていましたが、宵の時間の方が友禅の色も損なわれずに写せるので、いいかも知れません。
霊峰・愛宕山の伏流水が湧き出している「龍の愛宕池」。こちらもパワスポで、水に手を浸すと願いが叶うとか。
私は「人工即席パワスポ」にはあまり興味なかったので、手を浸すとかしなかったですが・・・お水はキレイそうでした。
みーんなここで写真を撮るので、撮影スポットとしても超ベタなポイント。

sonyα6000 SIGMA56mmF1.4(APS-C用) F16 SS2 ISO200
ちょっぴり裏手から。
この路地裏感が好きです。
キモノフォレストは基本、駅なので、渡月橋界隈よりずっと明るく、シャッタースピードもそんなに長くなりませんでした。皆さん、スマホで撮影されていましたが、駅の明るさがあるので、きっとスマホでもキレイに撮れる撮影スポットです。
京福嵐山駅直結、ファーストキャビン京都嵐山
宿泊者だけの特権、キモノフォレストを上から見下ろすアングル写真
私は今回はこの嵐電・嵐山駅直結の、ファーストキャビン京都嵐山に泊りました。直結というか、駅上がファーストキャビン嵐山。ですので・・・
屋上のテラスからキモノフォレストを見下ろしたアングルで撮れるのは、宿泊者だけの特権です。五山送り火も一望出来るそうですよ。
これも適切な望遠レンズをお持ちの方なら、おもしろい写真が撮れるんじゃないでしょうか?
お勧めは絶対、ファーストクラスキャビン!
私は初めてのキャビン泊まりで、お試しに中間クラスのビジネスキャビンにしました。ビジネスクラスでも高さは充分でしたが、昼間もキャビンにいたので清掃時間に空いたファーストクラスキャビンを覗いたら・・・ベッドからしてビジネスより広い。スーツケースも自分のキャビン内に置ける。(ビジネス以下は、共用スペースに置く事になります)
嵐山のファーストキャビンは他地区のキャビンよりそもそもちょっぴりお高めですが、それでも泊るなら、やっぱりファーストクラスがいいです。
また、1000円/1hになりますが、レイトチェックアウトにも対応してくれました。チェックイン前、後の「荷物預かり」もしてくれます。
今の京都は、観光客の半分は日本人じゃないと思うんですが、キャビン内のラウンジはもう、日本人の方が少ない!めちゃくちゃ多国籍でしたよ!
今日もここまでお読み下さって、ありがとうございました。