この度、撮影目的で京都、嵐山へプチ旅行してきました。
もちろんついでにパワスポも巡ろうと思っていたんですが、あいにくの体調不良で、撮影以外に巡れたのは渡月橋そばの小さな神社と、大覚寺だけ。
その嵐山の小さな櫟谷宗像神社(いちたにむなかたじんじゃ)と、早朝の渡月橋近辺の様子です。
小さいけど由緒ある、櫟谷宗像神社
今回の旅は撮影目的。
緊張で眠れずフラフラであろうとも、写真撮影は早朝と夕方~夜が勝負。頑張って6:30に出動です。昼間は人だらけの嵐山も、早朝はこの通り閑散としています。
気持ち良い朝日の中、渡月橋を渡り撮影を続けると、ふと「寄っていきなさい」と呼ばれた気がしたのが・・・
この小さな朱色の鳥居と、新緑。
どんなお社なのかも知らずに、でも絶対に心地よい感じ・・・と入ってみると、この小さなお社でした。
なんと宗像神社じゃありませんか!
櫟谷宗像神社(いちたにむなかたじんじゃ)
ご祭神 奥津島姫命・市杵島姫命
ご由緒 当社は世人古くから俗に嵐山弁天社と称し、 奈良時代大宝年間から鎮座されている名社である。 平安時代、葛野に鋳銭所(今の造幣局)がり、新しい 鋳銭は必ず当社に奉納せられたという。尓来、来福徳財宝の 神として人々の尊崇が厚い。また河海の女神である ところから火難の守護神ともされている。 古来、風光明媚の名勝嵐山に訪れる人は必ず詣でた 神社である。
大井川しぐるゝ秋の櫟谷 山や嵐の色をかすらむ 藤原為家
嵐山の近くの、同じく市杵島姫命をお祭りする松尾大社に行こうかどうか迷っていたので、ここで出会えたのに驚きました。
結局、松尾大社には行けなかったんですが・・・(どうも北海道を出る時から、メジャーパワスポだけど呼ばれていない氣がしてまして)
櫟谷宗像神社は、お山をバックに鎮座されておりました。そのお山は、モンキーパークのある「いわたやま」なのでしょうが・・・もしや、松尾大社のバックになっている松尾山を、別方向から仰ぎ見ているお社なのでは?って氣が、私はしました。
同じお山を仰ぎ見ているとしたら・・・
松尾大社・・・男性的なエネルギー
櫟谷宗像神社・・・女性的なエネルギー
かなぁ?と。
ちなみに松尾大社では、松尾山中にある磐座に詣でる参拝登山が出来たんですが、平成30年の台風被害で、現在は禁止されているそうです。
それにしても、宗像三女神のお一人、市杵島姫命をお祭りする神社だった事に、軽く驚き・・・
実は宗像三女神の総本山、宗像大社も最近、氣になっていたんです。そして帰ってきてから氣になった天河神社もまた、祭神は市杵島姫命。
古代の神仏習合で市杵島姫命と弁財天が習合され、さらに明治になっての神仏分離を経て、天河の祭神は市杵島姫命さまになったそうですが、どうも宗像三女神さまにはご縁があるような??
※宗像三女神と言えば、宇佐神宮。謎の二の御殿にお祭りされているのが、宇佐神宮公式では宗像三女神。
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私は早朝すぎて御朱印は頂けなかったです。ただ、モンキーパークの入園口になっているので、昼間の人出はそこそこスゴイかも知れません。清々しさを味わいたかったら、もちろん早朝がお勧めです。
所在地
朝の渡月橋付近
さて、早朝の気持ちよい嵐山渡月橋近辺の様子もご覧下さ~い。単焦点中望遠レンズでの1本勝負です。
これは手前じゃなく後ろの花にピントが合っちゃった「後ピン」だったのが、すごい残念。
そして今回の旅の中でも、私が選ぶベストショット。日の出の時間の渡月橋。
パワスポレポは、もうひとつ巡った大覚寺へと。撮影レポは竹林&嵐山の夜へと続きます。
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